新入社員の記録 マルバノキの新芽で春の訪れを感じる

(これは去年の秋口に撮影したマルバノキの葉です)

こんにちは、国分農園の野田です。

植木畑を歩いていると、そこかしこで春の新芽が見られる季節になってきました。

私は去年の7月に入社しましたので、その時はどこの畑も葉がワッサワサ生えていてジャングルのようでした。

ですので、新芽を観察することができる初めての機会が得られて、嬉しい気持ちでいっぱいです。

 

小さな新芽でもマルバノキの葉はかわいいハート型

 

上の写真を見てください。

パッと見た感じ、ただの株立ちの幹が写ってるだけだなーって写真ですね。

これは会社の近くに植えてあるマルバノキなのですが、まだ葉がほぼ見えませんのでなんの印象も残らない見た目だと思います。

 

それでは近づいて観察してみましょう!

冬芽の中にたたまれていた葉が出てきていますね。

ちょっと昆虫の羽がきれいに格納されている姿に似ているな、と思いました。

裏側の写真で申し訳ありませんが、この通り小さくとも立派なハート形をしています。

春先からこんなにきれいな葉を見せてくれる木なのですが、花は一癖ある形を咲かせるようです。

なにやら葉のかわいい形に反して、悪魔の花っぽい見た目なんだとか…

マルバの花は落葉の秋に咲くそうなので、また発見次第ご紹介したいと思います。

(昨秋は目の前の仕事をこなすだけで手いっぱいで観察する余裕がありませんでした)

 

1年を通して木を観察するおもしろさ

 

花こそ見逃しましたが、昨秋にはバチバチ爆ぜるマルバノキの種を観察することができました。

マルバノキの種が爆ぜた!

また、その種をトレーに蒔き、この春にビニールハウスに持っていき芽出しの準備をする事も学びました。

1年のサイクルを通して木々の観察ができ、発生から成長、その特性を身近に見ることができるのが植木生産業のいい点だと思います。

畑の土質や根の張り方などを知っていると、お客さまのお庭に植える際も土の良し悪しの判断や、どこにどの状態で植えたら活着するかがわかるようになってきますからね。

生産に関わっていられる造園業、というのが弊社の強みですね。

 野田 義紀

 

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