二年目社員の報告 耕運機で畑を耕す

こんにちは、国分農園の野田です。

2月に入って日中の気温が上がり、外仕事がしやすくなってきましたね。

4mのコナラをヒーヒー言いながら掘りまくっていると汗が出て上着を脱ぎたくなるぐらいです。

 

木々の芽が動き出す直前のこの時期は、畑間の移植を多く行います。

移植のために木を掘り取った畑は、次の植え付けのために土を耕さなければいけません。

今回は初めて耕運機を使いましたので、その模様をお伝えします。

 

小さくてもパワフルな耕運機「ポチ」

 

(見た目は小さいですが結構な重量があります)

畑土を起こして耕す作業は毎年行われるのですが、私は昨年は業務の都合で関わる機会がありませんでした。

ですので、今年は同僚に操作を教わりながら作業を行いました。

ちなみにこの機械、「ポチ」というそうです。(イヌ??)

 

①作業前点検

 

まずはレバー、スイッチ等が正常に作動するかを試し、エンジンオイルの状態を確認します。

上記写真のように、ボウルでオイルを受け、新しいものと入れ替えるのですが、今回はオイルがきれいだったのでそのまま使いました。

持ち手右側にあるのが、直進と旋回を切り替えるレバーと、運転開始のスイッチです。

車体中央には前進後退、正転(土を耕すためのツメを回す機能)を切り替えるレバーがあります。

白い持ち手の上部に、稼働のための黒いレバーがあり、これを下げることにより、移動や耕うんができるよになっています。

 

持ち手側から見ると、こんな感じです。

②軽トラへ積載

点検が終わったら、畑へ持っていくために軽トラに乗せます。

作業前まではそんなにサイズが大きくないので手動で動かせるのかな、と思ったのですが意外と重量があり、ちゃんとエンジンをかけて走らせないと登りませんでした。

トラックの後部アオリを下げて積載し、移動中動かないようにロープで固定します。

③現場の畑で作業

ポチ以外にも大型の耕運機があるのですが、狭い畑を起こすために本日は手押しの機械を使用しています。

今回の畑は120cmで畝幅を作る場所でしたので、ポチを2車体分動かすとちょうど目的の幅になるようです。

 

この作業、一見するとただ支えていればまっすぐ進んであっという間に終わるかと思っていたのですが…

畑は地面が凹凸していますので、右へ行ったり左へそれたりするんですね。

なのでちゃんと直進するようかじ取りをしなければいけません。

ひとつの直線に対し、2~3往復して耕します。

回転時など、さきほどの前進後退レバーをこまめに切り替えて動かさなければいけないので、繊細な操縦が必要な場面もありました。

間抜けなことに、最初私はポチの真後ろから押して行って自分の足跡を残してしまいました。

足跡が残ったままですと、土がその形状で固まってしまうので、このやり方はアウトです。

畝に入らず斜め後ろから操作するのが正解でした。

(間抜けな足跡は、レーキで整地して消しました)

耕うん後、レーキで土を成型し、今回はロープを張って2時間ほどで完成です。

作業後はまた、トラックで会社まで運搬して作業終了です。

 

今回は畝4列分だったのであまり苦労はなかったのですが、昨年この作業を行った同僚は、1日がかりで畑一面を耕して大変だったと言っていました。

 

畑の整備も大事な仕事

地味な作業ですが、土を撹拌し柔らかくすることによって、新たに種や苗木の植え付けをする土台作りは植木生産の重要な屋台骨だと思います。

こういった作業ひとつひとつをおろそかにせずにしていきたいですね。

 

国分農園  野田 義紀

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