令和6年3月「剪定」の勉強会を行いました

こんにちは、国分農園の野田です。

暖かくなってきたこの頃、丸坊主だった落葉樹を見渡すと新芽が顔を出す季節になってきました。

これから先の季節は葉や花、実を楽しむことができる時期ですね。

 

そんな春の陽気の3月に、弊社の従業員勉強会として「剪定」について学びました。

 

樹木を「どの場所」で「どのサイズ」に「どんな密度」にしたいかを考える

樹木の形やサイズを整えるために行う剪定。

一般的には個人宅の庭や会社内の緑化で使われている植木を整えるために行います。

よくお客様から依頼されるのが、大きくなりすぎると手に余るので、小さくしてください、と言われます。

枝が道路にはみ出したり、建物や自動車に当たるようになると不都合が生じます。

また、適度に枝葉を減らしていかないと風通しが悪くなり、病害虫の発生の原因となります。

 

この場合、植木の高さ、葉張を抑え、枝葉の密度を下げすっきりさせる剪定が必要です。

これは一般的によく依頼される剪定の内容ですね。

 

弊社では植木生産を行っておりますので、製品としての植木を成長させる上記とは逆の意味での剪定も行います。

その場合は成長を促すために、余分な枝葉を切り、伸ばしたい幹や枝に十分栄養が行き渡るような剪定を行います。

 

この「抑える」か「成長させる」かの目的によっても方法が変わってくるんですね。

 

樹形を整えるために残す枝を一瞬で選別する

(ベテランの方の剪定には迷いがなく早いです)

 

剪定を行う上でまずはじめに、確実に切らなければいけない枝を探します。

主幹の方へ交差する枝、勢いよく伸びすぎている徒長枝、地面から伸びているヒコバエなど…まだまだたくさんあります。

これらの樹形を乱す枝は、枯れ枝と合わせてはじめに切っていきます。

 

これは枝の成長とは違った方向に伸びているので剪定初心者でも探しやすいんですね。

 

そして次に樹形を整える剪定を行います。

正しい方向に伸びている枝でも、数が多すぎると風通しが悪くなり病害虫にやられてしまいます。

ですので、適度に間引いていって枝葉をすっきりさせていきます。

 

と、文章で書くと簡単そうなのですが、実際にやってみると迷う事ばかりでした。

今回の勉強会では植木畑で育てているモッコクを剪定しましたが、社長やベテラン社員がすらすら切っていく一方、

経験の少ない従業員は苦労をしました。

 

切りすぎて丸坊主にしてもいけませんし、バランスよく剪定していかないと樹形がおかしくなってしまいます。

個の枝を切ってはいいのかと考えつつ離れて見て、また切って…

さらに芽を残しながら余計な部分を切らなければいけないので、切断箇所にも気を使います。

 

悩みながらこの繰り返しを続けるので、どうしても時間がかかってしまうんですね。

場数を踏んで、その樹種に対する完成のイメージが頭に入っていないと難しいなあ、と感じました。

 

2時間ほど実技を行い、約30本のモッコクを剪定しました。

すっきり風通しのよくなった植木を見ると、悩んだ分だけの達成感がありますね。

 

成長後の姿を見据えた剪定を考える

様々な場所の植木に対して、剪定のご依頼が来ます。

適切に切る、という技術はもちろん重要なのですが、それ以上にその場所でどんな風な姿にしたいのかをイメージする。

その想像力が剪定を身に付ける上で非常に大事なのだ、と学べる時間でした。

 

弊社ではこのように毎月、テーマを決めて勉強会を行っております。

同じことを繰り返すだけではなく、従業員ひとりひとりが新たな発想と技術を身に付けてみなさまのお宅に伺えるよう訓練しておりますので、ぜひ造園や剪定のご依頼をお待ちしております。

 

国分農園  野田 義紀

 

 

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